後輩・米田の質問に、先輩・永山が答える

後輩・米田が悩んでいること

呉服屋で働くのは私の夢でした。もともと着物が好きなので、個人的に着付けは習得していましたし、自分自身、日常的に着物を着るようにしていますし。なので、いま、呉服屋さんに勤務できていることは喜ばしいことだと感じているのですが……。ただ勤務していてなんだか、呉服屋さんという感じがしないんですよね。表現が適切かどうか分かりませんが、「着物風のもの」ばかりを販売していますし、お世辞にも質の良い接客ではないですし……。そもそもその後の顧客との付き合いとか、そういったものもあまり考えておられないお店なのでしょうか?

先輩・永山の回答。

なるほど、いわば本格派の呉服屋さんに米田は就職したかったんだね。確かにここはそんな感じは現状皆無だよね。以前はそうだったんだよ。でも最近の呉服屋事情は大変でね、結局今の店長になってから方向転換して……かれこれ5年は過ぎたかな。実際これで売り上げが結構伸びてるから、多分このままの路線で変更はないと思う。これじゃイヤだ!と思うのであれば、転職を考えた方がいいのかもしれないよ。

編集者雑感

転職は「譲れない条件があって、それがどうしても満たされない時」に発動するものだと考えます。今回の場合がまさしくそれですね。仕方のない選択なのかもしれません。

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